賃貸でも使える穴あけ不要のベビーゲート3選!突っ張り式・置くだけ式を比較
赤ちゃんが寝返りを始めると、次に気になるのがずりばいやハイハイ。
まだ動き回らないうちからキッチンや廊下の安全対策を考えておきたい…
ベビーゲートを置くにも賃貸住宅だと
「壁に穴をあけたくない」「退去時に跡が残らないか心配」という悩みも。
そこで今回は、壁に穴をあけずに設置できるベビーゲートを3つ比較しました。
結論としては、
壁に突っ張れる場所ならスマートゲイトⅡ、
壁への圧迫を避けたいならおくだけとおせんぼ、
置くだけ式でも扉が欲しいならおくトビラがおすすめです。
ただし、穴あけ不要でも、壁紙への圧迫跡や床の傷を完全に防げるとは限りません。
設置場所に合った製品を選ぶことが大切です。
※価格・仕様は変更される場合があります。
購入前にメーカーや販売店の最新情報をご確認ください。
賃貸のベビーゲート選びで確認したい4つのポイント
① 壁に穴や跡を残さず設置できるか
穴あけ不要のベビーゲートは、
大きく分けて「突っ張り式」と「置くだけ式」の2種類があります。
突っ張り式は、壁や柱に左右から圧力をかけて固定するタイプ。
壁にネジ穴をあけずに取り付けられる製品があります。
一方で、壁紙の材質や固定する強さによっては、圧迫跡や傷が残る可能性もあります。

置くだけ式は、壁に突っ張らず、床に置いて使用するタイプです。
壁への圧力を避けられるのがメリットですが、
床材との相性や設置スペースには注意が必要です。

賃貸で選ぶなら単に「穴あけ不要」と書かれているかだけでなく
壁と床のどちらに負担がかかる構造なのかまで確認しましょう。
② 設置場所の幅・壁の強度に対応しているか
ベビーゲートは商品によって対応する設置幅が異なります。
特に突っ張り式は設置幅だけでなく、
左右の壁や柱が十分な強度を持っていることが重要です。
たとえば壁の片側が収納扉になっていたり、固定位置に大きな段差があったりすると、
設置できない場合があります。
また、置くだけ式も自由にどこでも置けるわけではありません。
製品によって、壁に沿わせることや、
セーフティプレートを正しく配置することが必要です。
購入前には、間口の幅だけでなく、床や壁の形状も確認しておくと安心です。
③ 赤ちゃんが押したり揺らしたりしても安全に使えるか
ベビーゲートは、
赤ちゃんが触ったり体重をかけたりすることを想定して選びたいアイテムです。
突っ張り式は適切な壁面に説明書どおり固定することが重要です。
置くだけ式は付属のプレートなどを正しく配置し、安定性を確保する必要があります。
また、設置直後だけでなく、
使っているうちに緩みやズレが発生していないか定期的に点検しましょう。
消費者庁も、ベビーゲートの設置方法を守ることや、
傾き・がたつきを確認することを呼びかけています。
④ 大人が毎日スムーズに通れるか
意外と見落としがちなのが大人の通りやすさです。
キッチンの入り口など1日に何度も通る場所では、
毎回ゲートをまたいだり動かしたりするのは負担になりがち…。
赤ちゃんを抱っこしているときや、洗濯物を持って移動するときのことも考えると、
扉付きの製品は便利です。
一方で普段あまり通らない場所なら、
シンプルな置くだけ式でも十分使いやすいかもしれません。
穴あけ不要のベビーゲート3商品を比較
今回比較するのは、日本育児の3商品です。
いずれも壁へのネジ穴をあけずに設置する方式ですが、
固定方法や通り抜け方が異なります。
| 比較項目 | スマートゲイトⅡ | おくだけとおせんぼ | おくトビラ |
|---|---|---|---|
| 設置方式 | 突っ張り式 | 置くだけ式 | 置くだけ式 |
| 希望小売価格(税込) | 18,018円 | 12,100円 | 15,488円 |
| 対応幅 | 67〜91cm | 77〜95cm | 82〜122cm |
| 高さ | 91cm | 60cm | 70cm |
| 扉 | あり | なし | あり |
| 通り抜け方 | 扉を開ける | ゲートをまたぐ・移動させる | 扉を開ける |
3商品の違いで特に注目したいのは、壁への負担と大人の通りやすさです。
壁に突っ張れる環境ならスマートゲイトⅡが候補になりますが、
壁への圧迫を避けたいなら置くだけ式の方が向いています。
さらに毎日何度も通る場所なら、おくトビラのように扉が付いたタイプが便利です。
① スマートゲイトⅡ|突っ張り式で扉の開閉もスムーズ
スマートゲイトⅡは、日本育児の突っ張り式ベビーゲートです。
本体セットの対応幅は67〜91cm。
付属の拡張フレームで幅を調節でき、
別売りのワイドパネルを使えばさらに広い間口にも対応できます。
メリット:毎日通る場所でも使いやすい
大きな特徴は、片手で開閉できる両開きの扉です。
キッチン⇔リビングなど何度も行き来するような場所では
ゲートを毎回またがずに通れるのは便利ですよね。


高さは91cmと、今回比較する3商品の中では最も高い設計です。
また、ダブルロック機構があり
大人は開けやすくても子どもが簡単に開けにくいよう工夫されています。

注意点:壁への圧迫が気になる場合も
スマートゲイトⅡは、壁や柱に圧力をかけて固定するタイプです。
ネジ穴をあけずに設置できますが、壁紙への圧迫跡が残る可能性はあります。
特に、柔らかい壁面や強度が十分でない場所への設置は避け、
メーカーの取扱説明書に従いましょう。
こんな家庭におすすめ
- キッチンや廊下にしっかりした壁がある
- 毎日何度も通る場所に設置したい
- 置くだけ式のプレートが床に広がるのを避けたい
② おくだけとおせんぼ S|壁に突っ張らずに使える
おくだけとおせんぼは、壁に突っ張らずに設置できる自立式ベビーゲートです。
Sサイズの設置幅は77〜95cm。M・Lサイズも展開されているため、
設置場所の幅に合わせて選べます。
メリット:壁に圧力をかけずに設置できる
最大の魅力は、壁に穴をあけたり突っ張ったりせずに設置できること。
突っ張り式の圧迫跡が気になる賃貸住宅では、特に検討しやすいタイプです。
またメッシュ素材なので、ゲート越しに赤ちゃんの様子を確認しやすいのもポイント。

Sサイズの高さは60cm、重量は約4.4kgです。
注意点:扉がなく、床のスペースも必要
おくだけとおせんぼには扉がありません。
大人が通るときはゲートをまたぐか、必要に応じて移動させることになります。
赤ちゃんを抱っこしたまままたぐのは転倒の危険があるため、
頻繁に通る場所では慎重に検討したいところ…
また、奥行き約65cmのスペースが必要です。
狭い廊下などでは、セーフティプレートが邪魔にならないか確認しましょう。
こんな家庭におすすめ
- 壁への突っ張りを避けたい
- あまり頻繁に通らない場所に設置したい
- 扉付きにこだわらず、比較的価格を抑えたい
③ おくトビラ S|置くだけ式なのに扉付き
おくトビラは、置くだけ式の手軽さと扉付きの利便性を組み合わせたベビーゲートです。
Sサイズの対応幅は82〜122cm。高さ70cm、重量は約6kgです。
メリット:壁に突っ張らず、扉から通り抜けられる
おくトビラの特徴は、壁への突っ張りが不要なのに扉を開けて通れること。

おくだけとおせんぼのように毎回ゲートをまたぐ必要がないため、
日常的に行き来する場所にも向いています。
また、左右のサイドパネルの角度を調節できるので
設置場所に合わせて形を整えられます。
使わないときは折りたたんで収納できる点も便利です。
注意点:設置スペースと安定性を確認
Sサイズの奥行きは約48〜61cmで、
設置時にはセーフティプレートを正しく配置する必要があります。
また、扉付きだからといってどんな場所でも安定して使えるわけではありません。
Sサイズのセーフティプレートは1枚の仕様です。
必要に応じてメーカー純正の追加プレートも検討できます。
こんな家庭におすすめ
- 壁に穴も圧迫跡もできるだけ残したくない
- キッチンなど頻繁に通る場所で使いたい
- 置くだけ式でも扉付きがいい
設置場所別におすすめのベビーゲート
キッチンの入り口なら「スマートゲイトⅡ」か「おくトビラ」
キッチンは、料理中に赤ちゃんが近づいてほしくない場所のひとつ。
そして毎日何度も出入りするため、扉付きの製品が便利です。
壁に十分な強度があり、突っ張り式を正しく固定できるならスマートゲイトⅡ。
壁への圧迫を避けたい場合は、おくトビラがおすすめです。
ただし、どちらも設置場所の条件を満たすことが前提です。
リビングの広い開口部なら「おくだけとおせんぼ」
リビングの一角を仕切りたい場合は、置くだけ式が候補になります。
おくだけとおせんぼはS・M・Lサイズがあり、間口の広さに応じて選べます。
ただし、幅の広い場所では安定性や必要な設置スペースを確認しましょう。
頻繁に出入りする場所なら「おくトビラ」
壁に突っ張れないけれど、毎日何度も通る場所ならおくトビラが便利です。
扉付きなのでゲートを動かさずに通れます。
ただし、扉を閉め忘れるとゲートの役割を果たせませんので
通るたびに確実にロックするよう習慣づけることが必要です。
階段上は「穴あけ不要」にこだわらない
ここは特に注意したいポイントです。
今回紹介した3商品は、いずれも階段上での使用を想定した製品ではありません。
階段上では、ゲートが外れたり倒れたりすると重大な転落事故につながるおそれがあります。
階段上に設置する場合は、メーカーが階段上への設置を認めた製品を選び、指定された固定方法を守りましょう。
賃貸住宅でも、階段上だけは「穴をあけないこと」より安全性を優先したいところです。
賃貸のベビーゲートは「壁への負担」と「通りやすさ」で選ぼう
賃貸住宅でも、壁に穴をあけずに使えるベビーゲートはあります。
今回比較した3商品は、それぞれ向いている家庭が異なります。
個人的にはキッチンと廊下の間に置きたい=毎日使う場所で、
壁への負担を抑えたいのでおくトビラが気になる選択肢です。
設置幅や床面積によっては、
スマートゲイトⅡやおくだけとおせんぼの方が合う場合もあります。
赤ちゃんが動き回るようになる前に設置場所を確認して、
ご家庭に合ったベビーゲートを選んでおかなければ…ですね…!